私塾「花草舎 KaSoSha」

花草舎はともに学びながら成長するコンサル的私塾です。政治・金融・医療から起業に至るまで幅広いビジネス分野を対象にしています。

政治家に期待する3つの仕事

私塾「花草舎」塾頭の九兵衛です。

 

衆院選が近づいてきたので政治の話題を!但し、特定の政党への誘いではありません。

 

私が不満を持っていることと期待を羅列します。

  1. 国政:政党の選択肢が無い。そのため緊張感が生まれない。
  2. 国政:法律が多すぎる。新規立法より統合と廃法を。役人の手加減しだいの政省令の完全廃止を。
  3. 国政:参議院に行政監査権を与える。

自民党員110万人+公明党員45万人=155万人(概数)

有権者数 1億600万人(概数)

わずか1.5%の利益集団(大企業・電気事業・建設・クリニックなどの医師会・宗教団体などなど)の利益をベースに自公連立政権は運営されている訳です。良い政策も悪い政策も両方生じやすいという意味で、とても健全な姿とは言えず「まるで海外の軍事政権のよう」です。

野党は、「文句しか言わない」「国会での個人攻撃しかしない」とこれも「政策ディベートとは程遠い姿」です。

上記1について:野党は常日頃から「シャドーキャビネット影の内閣)を作って、与党と野党のその時々の政策判断においてどちらが正しかったかを検証する仕組み」を作るべきですね。比較広告のような感じですが、今よりもずっと分かりやすい。マスコミは「どっちの政策の方が正しかった!という番組を常日頃からやってもらいたい」

 

法律 2,063本 + 政省令等 6,641本=8,704本(施行済みのみ)

あなたはコンプライアンス法令遵守)の気持ちがあっても、8700本もの法令の条文を理解できますか? 1つの法律が50条まであるとしたら、43万条文も理解することになります。坂本龍馬船中八策を8条文を定めてからわずか150年で5万3000倍も条文が増殖したことになります。

また、法律の数を政省令が約3倍も上回っていることに注目してください。法律で基本的なことを決める⇨霞ヶ関の中央官庁で政省令を決める⇨手続きや細目はさらに霞ヶ関が規則として定める。このような階層構造になっています。つまり、現実はすべて霞ヶ関の役人の手加減で決まってしまっています。立法は国民が選んだ国会議員。執行は内閣と霞ヶ関自治体。これが現行憲法で本来の姿ですが、現実は立法も執行も役人任せになってしまっている訳です。

アメリカでは民主党の大統領になれば中央官庁スタッフは民主党が決めた役人が、共和党になれば共和党系の役人に総入れ替えのように変わります。「定期的に役人が変わることで緊張感が生まれ腐敗防止にもなっています。」

上記2について:具体的にどこがとまでは知りません。しかし無地からの常識で考えた場合に「明らかに無駄な法律が多すぎるのでは?」という疑問が湧いてきます。しかし、このような肥大化した法律体系とそれに付随する利益集団特殊法人や業界団体)などにメスを入れると宣言する国会議員や政党がいないのはとても残念です。

 

参議院は「良識の府」。立法権衆議院に劣後しますが、牽制機能がある。活かされてますか?立法の趣旨通りに霞ヶ関自治体が政省令や行政執行をしているか、監査できるとすると参議院と司法しかありません。実は参議院行政監視委員会という組織があります。しかし、委員会なのであまり権限はありません。

上記3について参議院が内閣や衆議院の思惑とは完全に独立して、法執行権限がある「行政監視庁(仮名)」を「参議院だけが指名できる委員と検察庁と合同で運営する組織」を是非作って頂きたい。そう思う訳です。

 

個人の感想:岸田政権は中央官庁の言いなり・麻生氏と安倍氏薩長の一藩士の家系)の言いなりなので期待していません。就任後にすぐに利益団体からの圧力でトーンダウンした印象ですね。河野氏や小泉氏などの神奈川陣営に期待したい気持ちはありますが、日本をダメにしてしまった竹中氏(新自由主義者)との繋がりがとても気になるので、これが大きなマイナス要因。石破さんは非常にまともだが、数の力が伸びていない。そういう意味で現在の自民党には失望。野党も上記 1の理由で失望。本当に選択肢に困る衆議院総選挙です。(これはあくまでも個人の印象をベースに記載しています。事実と検証に基づいた論証ではありません。)

 

新自由主義については別途触れますね。

 

塾頭 九兵衛